●明大闘争への証言 1971.5.7
この「明大闘争への証言」は、当時、明治大学法学部助教授だった故 福井正雄氏が、1971年5月7日に行われた明大大学院徹底抗戦公判
の法廷で弁護側証人として陳述した証言と同じ内容のものである。
福井氏は明大闘争において全共闘支持を明らかにした教職員の1人であるが、大学職員という立場からの貴重な証言であり、
大学当局、教授会の内実も明らかにされる。
通読するのに1時間程かかるが、時間があれば是非読んで欲しい資料である。
この冊子とは別に、福井氏が作成したビラもあるので一緒に公開するが、残念ながら数枚あったと思われるビラの1枚目しかない。ヘルメット学生に混じって飄々とビラ
を配っていた福井氏を思い出した。
○試験を阻止しに来た学生諸君へ 1970.1.19
○学生諸君へ 1970.6.18(明治大学新聞掲載)
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明大闘争への証言
発行日:1971年5月7日
著 者:福井正雄
頁 数:31ページ
この<本>をお読みになる皆さんへ(明大弾圧対策委員会)
(目次)
1 明治大学とのかかわり
2 1968年夏
3 4月の事態
4 全学教職員集会と連合教授会
5 学生の手紙
6 バリケードを訪ねて
7 現代への考察
8 「私の考えと訴え」
9 藤堂声明への参加
10 反撥する教師たち
11 タクシーで立看板を見る
12 居をバリケードに移して
13 教授会は了承していない
14 ロックアウトへの抵抗
15 たすきをかけて門外へ
16 「心に痛みを覚えつつ・・・」
17 大学と体制化とそれを阻むもの
この資料は1972年度の明大本校文連委員長のY氏から寄贈されたものです。